年末までにBlogを更新できずご無沙汰しております。
あっという間に、激動が予想される2025年に入ってしまいましたが、切に平和な一年であって欲しいと願うばかりです。
さて、昨年秋頃からBIG TAKⅡのエンジンの不具合が時折出てしまい、部品交換などメカニックにも随分無理言って迷惑をかけてしまいましたが、閑散期に入ったため、師走に入って駆け込みで石川県の「船楽」さんに遥々湘南までご足労いただき、最近注目の船体エンジン水素洗浄でパフォーマンスの改善を試みました。
船楽さんは水素洗浄で特許をお持ちで、北海道から沖縄まで過酷な環境下で酷使している漁船を中心に既に2000艘以上の船のエンジンに水素を注入して、カーボン除去などでパフォーマンスの改善実績が高く、この度ご縁あってプレジャーボートでは珍しくBIG TAKⅡがお世話になることに。
洗浄方法は、エンジンを起動させアイドリング状態で行うと思いきや、その方法だと洗浄にかなりの時間がかかるとのことで、実際は船体を太めのロープ数本でマリーナ桟橋の鉄骨に結び付けて固定し、その後船のスロットルを中立から微速前進に入れました。
通常微速前進だと3~5ノット出るのですが、通常より長い約2時間半何とかロープが切れず、鉄骨の桟橋が耐えてくれてよかった
途中一旦スロットルを中立に戻して空ぶかしすると。。。。
代表の奥村さんが開口一番、「うわ~こりゃ凄いカーボンが溜まってるわ~漁船並みやね~」
汗...
やはりBIG TAKは湘南のみならず、遠征船でも長時間航行しているのでカーボンが予想以上に溜まっていたようです。
洗浄を終え、強風で時化気味の海に出て試運転で奥村さんも乗船
結果、一番の体感による改善は低回転時から巡航速度までの振動がかなり減り、黒煙が減って滑らかな航行ができるようになりました!
水素でエンジンの故障は直せませんが、パフォーマンスの改善は大きいと実感しました。
船楽さんは売上げの一部を能登地震の為に寄付されているようです。
船のエンジン水素洗浄は是非船楽さん↓にご用命ください!
奥村代表、今年もまたよろしくお願いします<(_ _)>
Captain/Team BIG TAK