先日、江の島沖を航行中、前方に何やら浮かぶ影が……
「またウミガメかな?」と思いながら近づいてみると、やっぱりでした。
可哀想なウミガメの死骸。見るたびに胸が痛みます…
そっと手を合わせさよならしました...
毎年6月頃、産卵期と重なるこの頃は、相模湾ではシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)が良く姿を見せることがあり、大好物のウミガメが襲われることも多く、あちこちでウミガメの死骸が浮いていることもしばしば。ウミガメの頭や手足、内臓などの柔らかい部分が特に狙われます。
今年の6月は悪天候が多く、波が高い日も多かったので、ウミガメの姿が見えにくかったかもしれませんが、やっぱり、自然の厳しさは変わりませんでした💦。
ウミガメは産卵や呼吸の為に海面に浮上する時は動きが鈍く、そこをサメが狙うみたいです。
竜宮城のウミガメにも実は、人間同様、厳しい弱肉強食の世界が毎年繰り広げられているわけです。
ところで、よくお客様に「相模湾には人食いザメはいますか?」、と聞かれることもあります。
実際、相模湾で最も狂暴なホホジロサメやイタチザメの目撃事例は報告されています。
BIG TAKⅡで航行中にもかなり巨大なサメ(何の種類か特定できず)がヒレを出して泳ぐ姿を複数回目撃しているので、やっぱり得体の知れないサメや生物は多々いるんでしょうね~~~。
以前釣りで喰いついてきたこんな眼が可愛らしい小型のサメもいっちょ前の歯を持っていました
湘南にサメなんかいるわけないじゃん、と思う人も多いかもしれませんが、数年前あたりから鎌倉や茅ヶ崎のビーチでもサメが多数目撃され遊泳禁止になったことも数回ありニュースにもなりました。
今年もサザンビーチや江の島でも海水浴のシーズンがやってきました!
サメは通常ダイビング時などやや深いところでは人を避けてくれるようですが、海面で人間が騒いでいると餌と間違え喰いつくこともあるようですから、念のため海遊びはご注意ください!
Captain/Team BIG TAK

