時折、ご乗船されるお客様からもBIGTAKⅡの船舶免許について聞かれることがあります

船舶免許の取得はアメリカからの規制緩和の要請もあって、現在は昔に比べてかなり容易に取得することができるようになりました

過去は細かく言うと1級から5級（河川）に分かれていましたが、現在は1級と2級そしてジェットなどの免許に分かれます。（旅客などを行う場合は特殊免許）

かつては、級によって海域や船舶の大きさが制限されていましたが、現在の資格では海里の制限はあるものの、級による小型船舶（20トン未満）に於ける5トン以上や5トン未満などのトン数制限が撤廃されたので、BIG TAKⅡのような10トンを優に超える船舶も免許さえ取得すれば実は誰でも操船可能です。

しかし、厳しい教官に約20トン近い船舶で練習して取得した時代とは大きく異なり、今は4人乗りの小型モーターボートで短時間練習して、実際にクルーザーなど大きめの船舶をいきなり操船することはかなりのリスクを伴います。

加えて船ごとの航行性、機能や癖もあるので、誰もが最初は緊張しながら頭で考えてびくびく操船をしますが、実際は、如何に長時間操船し、様々な体験や、場合によっては恐怖を通して身体にしみつかせるには、かなりの年月を要します。

もちろん、BIG TAKⅡでも凪な沖合であれば子供でも操船できますが、強風や荒天時の時化、相模川河口のように三角波が立つ難所の航行、また他の船舶が既に複数駐艇している桟橋での離岸着岸などでは失敗は許されず、体感をもって瞬時の判断による操船が求められます。

BIG TAKⅡは特に船首の横幅（フレアー）が広がっていて、2階のフライングブリッジからの操船していても着岸時などは、船首が堤防や桟橋にぶつかるか乗り上げるように侵入して的確な角度でスロットルとステアリングを使用して船尾を左に振り着岸します。自動で船体を横に移動させるバウスラスターやスターンスラスターもないのですべてマニュアル操船、腕次第となります～

BIG TAKⅡの操船にチャレンジされたい方は、是非お越し下さい～お待ちしております

Captain/Team BIG TAK