27日は南伊豆へ遠征で出航しました。残念ながら初島海域にいつも顔を出してくれたイルカには遭えませんでしたが、湘南へ向けて帰航の途につき、まさに茅ヶ崎まであと5マイル程の海域でまさかのサプライズ、何とクジラの群れに遭遇しました!
大島海域などの外洋では時折遭遇することはありますが、湘南の近くで一度にこれほどの数のクジラの遭遇は長い間の操船経験でも記憶にありません。
群れはあちらこちらに散っていて家族単位なのか数頭ずつで泳いでいて、大きな集団ではありませんでしたが、恐らく目視できる直径1キロぐらいの海域内のあちらこちらで潮を吹いていたのが確認できたので、少なくとも数十頭以上はいたと思われます。
最初に遭遇したクジラはかなりサイズ的には大きく、BIG TAKⅡの長さを超える15m位はあったと思われます。クジラに衝突したり脅かさないようゆっくりと近づき、何とか写真と動画が撮影が出来ました!
クジラはあまり詳しくありませんが、どうやらマッコウクジラの可能性が高いようです。
マッコウクジラは大型では40トンを超えるサイズになるようなので驚きですね!
暗い話が多い世の中ですが、クジラたちに出逢えて我々も大いに感動と元気をもらいました。
ハワイではクジラを観れることが最高の幸せと言われているようですが、我々も今回偉大なる雄姿を見せてくれたクジラたちと海の神秘に感謝!
きっと今頃も大海原を優雅に泳いでくれていることでしょう。
Captain/Team BIG TAK
米国のコロナ感染者数も再び増加傾向ですが、直近発表された米国の経済指標はどこ吹く風で軒並み強含みです。一方、消費意欲が高い中の供給不足や労働市場の人手不足が更にインフレ率(物価高騰)を加速させています。 ん~~奥底には様々な問題を抱えるアメリカですが、やっぱり腐っても「鯛」なのか?!
このインフレを一時的な事象としていたFRBも流石にインフレ率加速を警戒、やっと今月からテーパリング(量的緩和縮小)を開始、早くても2024年まで利上げはないとされていましたが、利上げ時期前倒し論まで浮上してきています。
そして、その(良き)インフレを見越して既に不動産や株式、仮想通貨、商品等様々な市場に多額の資金が流入していて、すでに各市場には「過剰流動性」が発生しています。つまりバブルですね。
仮に、景気後退に於ける物価高、つまりスタグフレーションにアメリカも世界も向かっていたとしたら、行く末は、膨大に膨れ上がったこれら資産バブルがどうなるか....ちょっと考えただけでも怖いですね~~~(';')
さて、目下参考指標として重要な一つ、米国債10年利回りも直近こんな感じで動きました↓
見てくださいこの急上昇と急落、エグくないですか?!
これは俗にいうヘッジファンドなどの投機筋の動きなのか、裏に国家的な力のような何かが動いているのかは分かりません。でも、非常に危険な動きであることは誰の眼にも明らかです。
かつては運用のバイブルは、経験則や過去のデータでした、しかしながら今や膨大なAIやアルゴリズムの台頭で人間の予測を遥かに超えた動きが出やすく、残念ながら過去の多くの学びや常識も今となっては非常識になりつつあります。本当に我々自身の発想転換が必要なのかもしれません。
海外のコロナ感染拡大とは真逆で国内は今嘘のように感染者数が減り、多くの人々がマスクをつけながらも少しづつ以前の生活を取り戻そうとしています。
さあ、日本はこのまま奇跡の復活を遂げるのか、或いは結局周回遅れで感染拡大か、それは神のみぞ知るではありますが、もし日本に神風ならぬ何かが吹き、復活できたとすれば世界の眼もやがて日本を見直し、株式市場なども大きく復活、長年停滞していた成長への期待も持てるかもしれません。我々はまさに時代の生き証人、見守りましょう。
あ、その前に一つだけ注意してほしいことがあります。お人良しの日本ですから運用に於いても大切なお金を再び外国勢力に搾取されないよう、念のためシートベルトを締めることを忘れずに!
クリスマスを前に、この平和な日本で大漁入れ食いを狙う世界の搾取船団がそろそろ襲来しそうな気配がしますよ....
God Bless you!
Captain/Team BIG TAK
小笠原の海底火山から噴出した軽石がすでに伊豆諸島に流れ着いているニュースが連日報道されていますが、先日BIG TAKⅡで航行中に茅ヶ崎~平塚海岸からすぐ近くの沖合辺りで帯状に南西から流れる軽石らしきものを発見、写真に撮りました。報道にはなかったですが、既に軽石は湘南にも漂着していました(-_-;)。
お客様がご乗船中だったので海上で採取まではできませんでしたが、いつもの潮目とは異なり少しぶつぶつした固形状の物も浮いていたので、ほぼ軽石だと思われます。場合によっては潮目と間違えて通過する船舶もあると思いますので、航行の際は吸い込まないよう細心の注意が必要です。
まだ海域の一部だったので航行は可能ですが、今後軽石がさらに漂流すると航行にも支障が出る可能性があるため、いよいよ湘南海域も要警戒です。
また、港などがも軽石防止対策等でフェンスなどを設置した場合も港への入出港が制限される可能性もありますので、今後の状況は何かありましたら追って当ブログでもお伝えいたします。
コロナがやっと少し落ち着いたと思いきや、原油高、そして今回のまさかの軽石と我々にとってはまさに試練は続きます。。。。。
Captain/Team BIG TAK
BIG TAKⅡ(動画)画質少し改善しました!
フェンダーは船を停舶する際に桟橋や港の間に挟むことによって、船体が傷つくのを防止してくれます。特に強風時やあびき(潮位の上下動)には欠かせません。
BIG TAKⅡは形状的に船首のフレアーが広くグラマーなのでかなり大きいフェンダーを使用して船体が傷つくのを何とか防いでいましたが、もともと6個設置していた大型フェンダーも流石に遠征船等で痛めつけられ続け、前回の2個に続き、今回も再び2つが破損し、残りはあっという間に2個になってしまいました(泣)。このサイズはけっこう高額で痛い出費ですが(トホホ)、船を守るためには必要なので新しいものを2つだけ追加購入しました。
さて、今度のフェンダーはゴムボートの素材を使用したもので、空気で膨らませたり不要な時はエアを抜いて船内に保管できます。従来の樽型フェンダーより長さは短いですが直径は十分で何より軽量で頑丈との評判なので女性クルーも喜んでいます。使い勝手が良ければ今後もこのシリーズをしばらく使ってみようと思います!
Captain/Team BIG TAK
いや~昨日は予報より海況は遥かに悪くなって、一時海上では瞬間風速15mの西南西の強風が吹いてしまいました。TVなどでの大まかな天気予報は海況ではあまり役に立たないことが多いので、いつもは海に特化した予報を確認したり、沿岸のライブカメラや経験などから総合的に判断しますが、昨日は午前中早いうちはほとんど風はなかったですが、昼前から急変しあっという間に海ウサギ(白波)が.....
午後便は一時運航基準ぎりぎりでしたが、結果全便の出航を終えました。
明日以降~月末まで遠征船も含め、一日も多く晴天で凪であってほしいと願うばかりです。
さて、例の小笠原海底火山の噴火による軽石ですが、どうやら伊豆諸島の式根島~大島でも確認されたようで、湘南にも漂着する可能性がかなり高まりました。まだ、船舶の航行に関する問題などのニュースは出ていませんが、今後も昨日のような強風が吹くとあっという間に軽石が流されてくる可能性が高くなるため、月末にかけて要警戒です。
Captain/Team BIG TAK
11月に入りました。今年も年初からコロナ問題で明け暮れましたが、緊急事態宣言解除でやっと一時的に落ち着いた矢先、我々海関係の事業者にはかなり心配な案件が.....
連日報道でもある様に、遥か南の小笠原諸島で8月に大規模噴火した海底火山からの大量の軽石が既に沖縄の海に流れ着き大きな被害を出しています。この軽石がどうやら潮流に乗って北へ移動中とのこと、下手をすると今月中旬ぐらいには関東にもやってくる可能性が指摘されており、まさかの状況です。
船舶もジェットであってもエンジンを冷やす冷却水口から軽石を吸い込んで詰まってしまった場合、エンジンは当然ながら冷却できず、オーバーヒートして航行不能になり得ますので、今後は軽石らしき漂流物がないか、しばらくはかなり神経質な航行が求められそうです。運航に影響が出ないといいのですが...
Captain/Team BIG TAK