今日で4月も終わり、明日からの2日間の平日を挟んで、すでに世の中はゴールデンウイーク気分ですかね~。
コロナ禍からの数年振りのリベンジGW、物価高ではありますが、この停滞した日本経済もやっと復活しかけたインバウンドの助けをもらって、つかの間の「空元気」をちょっぴり味わえる、かも、しれませんが。。。。?!
さて、我々の海の仕事と言えば、今年の4月は、ず~~~と、ず~~~と海からの南西風
がビュービュー、気温が高い7月~8月に似たような海況です。
例年4月の中旬を過ぎれば、天候も海況も安定するのですが...何だかおかしいな~
昨日も出航できたのは朝早めの一便のみ、天気は良く、富士山もくっきりでしたが、風がいけません。
河口では朝から早速波しぶきをかぶりました。
昨夜からは更に悪化、今日にかけて一時20m近い南西の突風と雨で時化模様、本日も敢え無く全便欠航でした。これじゃ、さすがにたまりません。
不可抗力とは言え、ちょっと風吹きすぎです
4月としてはコロナ禍の最悪期を除けば、出航率わずか40パーセント、我々の過去の経験からも記録的な低さかもしれません。
直近の予報では、GW中の海況も特に昼過ぎは気温が上昇し南西風が吹く予報で、特に5日以降は再び雨も降り、悪天候が懸念されています。
海のレジャー等にとってはちょっと心配ですね。
普段なかなか船に乗れないマリーナの他船のオーナーさん達も、毎年このGWは泊りがけで釣りやクルージングができるチャンス、さぞかし楽しみにしていることと思いますが、今年は特に海況の急激な変化が起こりやすく、晴れのち突風、高波のような急変には特に注意が必要かもしれません。
また、お客様に於かれましても、5月に天候が安定するまでは、しばらくの間は午前中のご予約、出航をお勧めいたします。
それでは、皆様、どうぞ平穏無事なGWをお過ごしください!
Captain/Team BIG TAK
マリーナ入港時は通常桟橋に一旦船を係留してから、船台まで押して移動します。
しかしながらBIG TAKⅡは船体の高さもあり、特に風が強い日は数人がかりで動かさなければならず、これがけっこうな重労働の為、最近は細心の注意を払いながら船台との間、左右わずか10㎝の隙間に傷つけないよう船体を入れます。
また、南西や北東の強風時はゆっくり進入すると船体があおられてバランスを崩し、角度が少しでもずれると船台の受け部分や岸壁のコンクリートに接触して船体が大きく破損する可能性もあるため、ある程度速度を保ちながら直進することが必要です。
でも、決して真似はしないでくださいね!
Captain/Team BIG TAK
4月中旬を過ぎても、天候が安定せず、ここ湘南も南西の強風が続いており、先週に引き続き、昨日も今日も全便欠航。
自然に振り回される仕事ではあるものの、やっぱりこう欠航が続くと辛いです。
さて、そんな中、先週の日曜日だけは、運よく波が落ち着き、遠征船で千葉県保田への航行できてホッとしています。
内房の保田や館山方面に航行するには、湘南から相模湾を縦断し、外洋への出口である三崎・城ケ島を経由して東京湾に入り、剣崎灯台沖合を抜けて、東京湾の深海海域(余談ですが、東京海底谷と言われ、ここには悪魔のサメ、ミツクリザメ、別名ゴブリンシャークが生息しています!)を横切って千葉県側に入る必要があります。
東京海底谷付近の魚探画像です↓ 急激に深くなってます。
その後、千葉県側に入り、大型定置網を避けるため、安房勝山にある浮島を目指して航行し、左転舵していざ保田港へ向かいます。
これが安房勝山の浮島です↓
保田漁港が近い
この東京湾口海域は年に何度も航行しますが、毎回一番神経を使うのは、浦賀航路に出入りするタンカーや貨物船、客船、艦船など、様々な大型の国際船舶の往来です。
過去の経験から、この海域は曜日に関わらず、大型船の往来が非常に多く、我々も横断するのに何度も速度を調整したり、時には大型船が数隻過ぎ去るまで停船してタイミングを見計らって航行する必要がありましたが、今回は釣り船は多かったですが、不思議なほど海域内に大型船舶が少なく、遠くに1艘見えただけ。
これは異常事態
いつもならこんな大型船舶があちらこちらに↓
正直現場感覚では、日本の経済は本当に大丈夫なのか?!、とやけに心配になりながら舵を握っていました。
日本経済の大動脈である東京湾の大流通網も知らぬ間に衰退していたとしたら....
景気の状況を示すフェラーリ指数は有名ですが、タンカー指数を設定した方がいいかもしれません。
現在ドルの衰退がはじまり円安もやや落ち着いていますが、我々市民がわからないところで輸出入も滞り(様々な政治的要因も含め)、結果エネルギーや食糧、日用品からあらゆる物品もうなぎのぼりに値上げになり、おまけにこおろぎ昆虫食と来れば....
今の日本、やっぱり何かおかしいぞ
ゴールデンウィークも間もなく、コロナも5類へ移行されますが、今の何となくどんよ~りした淀んだバーチャル平和感覚はいつまで続けられるのか、5月に向けて想定外のサプライズがないことを祈りたいですね。
皆様、とりあえず、良い一週間をお過ごしください。
Captain/Team BIG TAK
いや~先週から急激な雨が降ったり、怪しい天候が続きました。木曜日頃からは毎日南西の強風が吹き、海はずっとしけ模様。春はこれが困ったもんです。
本日も高波で、残念ながら欠航となりました。
今夜には南西風も収まり、徐々に北風に変わるため、明日はやっと出航できそうです。
ホッ
さて、明朝は地元でチャーター後、すぐに千葉県保田港へ舵を向けます。
巡航速度で往復7~8時間の遠征コースになるので、マリーナへ帰港は恐らく夕方遅く...けっこうヘビーな一日です。
途中外洋に面した三崎・城ケ島沖や東京湾口エリアは風の通り道で、波がいつも高めで大型外国船舶も多く、かなり気を使うエリアです。
明日も気を抜かず頑張ります!
夕方マリーナで、大城マリーナ教官と山後メカニックにヘルプしてもらい、BIG TAKⅡを桟橋に下架、エンジン起動・計器点検を行い、明日の出航準備万端です!
皆様、良い日曜日をお過ごしください!
Captain/Team BIG TAK
いつもお世話になっている真鶴漁港のおじさんから嬉しい自家製のお土産を沢山いただいちゃいました!
さて、いただいたのは、夏みかんみたいですが、もっと表面がごつごつしていて、名前はデコポンとか(実は、クルーに教えてもらうまで名前を知りませんでした)。
真鶴と言えば、みかんも結構有名で、あちらこちらにみかんの木があります。
やっぱり、暖かい気候が適してるんですね~
さて、そのデコポンとやら、早速帰宅していただくと、いや~~~これは本当にお世辞抜きで超絶品!!!。正直見た目は不安でしたが(笑)、やっぱり、人間同様見た目で判断しちゃいけませんね~。
日頃は、スーパーマーケットで売っている商品に慣れているので、正直こんなに美味しいと感動したのは、昨年いただいた干物以来かもしれません。
え~っと、実は、昨年も有名な真鶴うにせいの干物(カマスとイカ)を↓ちゃっかりいただいていました。
写真だけですみません<(_ _)>
いや~自然豊かで、優しい人達、そして美味しいものにすっかり真鶴に魅了されっぱなしです!
この度も本当にごちそうさまでした<(_ _)>
あ~早くまた真鶴への航行が待ち遠しいな~
Captain/Team BIG TAK